現場の生産性向上でお困りではありませんか?企業活動において生産性向上は競争力を高め、開発リードタイムの短縮、製品・サービスの早期市場投入、コストの低減などのメリットが期待できます。
こちらでは、生産性を向上させるためにツールの導入を検討している方へ・生産性向上におけるツールの役割・現場で活用できる生産性向上ツール・生産性向上ツールの導入手順・現場の生産性向上を成功に導くポイントなどについてご紹介します。
デジタル化の進展やグローバル競争の激化など、ビジネス環境の変化が加速する昨今。ビジネス環境の変化に耐え抜き、企業が持続的に成長していくうえで生産性向上は不可欠な課題です。
具体的には以下のような目的が挙げられます。
このように、生産性の向上は企業の収益力を高め、成長の原動力となる極めて重要な取り組みです。ただし、一朝一夕に実現できるものではなく、適切な施策を継続的に実行する必要があります。生産性向上を実現するには、適切なツールやアプリの導入が欠かせません。
生産性向上ツールを活用することで、以下のようなメリットが期待できます。
一方で、ツール導入においての課題も想定されます。
生産性向上を後押しする役割があるため、メリットとデメリットを見極めたうえで現場に適したツールを選定し、運用ルールを整備することが重要です。
現場の生産性向上を実現するには、適したツールを活用することがポイントです。代表的なツールとして以下が挙げられます。
タスクの可視化や進捗管理、プロジェクト全体の把握・調整などを行うツールです。チーム内でのタスク共有や進捗管理に適したツールが多数存在するため、プロジェクトの規模や運用方法などに合わせて選ぶとよいでしょう。
チーム内での情報共有や連携、リモートワーク環境で活用されるツールです。メンバー間のコミュニケーションが円滑になり、リモートワークにおいても質問や課題の共有、進捗確認などがリアルタイムで行えます。
知識や資産の一元化や共有、検索性や再利用性の向上を目的とするツールです。ナレッジマネジメントツール・電子データ管理ツール・電子契約管理ツールなどがあります。現場で知的資産が適切に蓄積・共有され、必要な情報に素早くアクセスできます。
生産性向上ツールの導入を検討する際、まずは現状の業務フローや課題点を洗い出す必要があります。
【ステップ1】現状の業務プロセスの可視化
各工程の作業内容、所要時間や人的リソース、重複作業や非効率的な箇所などを洗い出します。
【ステップ2】課題の特定と改善ポイントの抽出
上記を踏まえ、生産性を阻害する要因は何か、どの工程に課題があるのか、改善の余地はあるか、調べます。
こうした現状分析を通じて、生産性向上に適したツールの導入につなげていきます。
生産性向上ツールの選定においては、機能や価格、導入実績などを比較・評価します。その際、以下の点に留意しましょう。
自社の課題や要件に適合したツールを選定することが、生産性向上や業務効率化を成功に導く鍵となります。
生産性向上ツールは一過性のものではありません。導入後も継続的な改善とフォローアップが重要です。
例えば、以下のようなレビューサイクルを設けることも一つの方法です。
頻度 | 内容 |
---|---|
毎週 | 各ツールの活用状況レビュー |
毎月 | 改善点や要望のまとめ・対応 |
年に数回 | 新ツールの調査・評価 |
このようにツール活用を継続的に改善することで、現場の生産性向上を実現できます。段階を踏んで慎重に進めることで、生産性向上ツールの効果を引き出せるでしょう。
現場の生産性向上を成功させるポイントについてご紹介します。
生産性向上においては、経営陣の強力なリーダーシップと従業員の理解・協力が不可欠です。経営陣は生産性向上の重要性と目的を明確に示し、ビジョンを従業員と共有する必要があります。
新しいツール・アプリやプロセスの導入には変化が伴います。この変化に対する抵抗を最小限に抑えるには、トップ自らが強いリーダーシップを発揮し、取り組みを主導することが肝心です。
一方、従業員も新しい取り組みの意義を理解し、積極的に参加することが求められます。経営陣は従業員に対して丁寧な説明を行い、疑問点を解消することで理解を深めましょう。
従業員の理解を深める際の留意点は以下のとおりです。
こうした点を明確に説明し、従業員の不安を払拭することが重要です。経営陣と従業員の双方が生産性向上に対する強い意識を共有できれば、成果を上げることが期待できるでしょう。
生産性向上ツールは、単に導入するだけでは十分な効果が得られません。明確な運用ルールを策定し、従業員への周知と教育が必要です。
具体的な取り組みとしては以下が挙げられます。
ツールを導入しても、従業員が正しく活用できなければ生産性は向上しません。運用ルールを全員で徹底し、利用状況を見直しながら、より効率的な運用を目指すことが重要です。
例えば、以下のようなPDCAサイクルを回すことで継続的な改善を図れます。
Plan | Do | Check | Act |
---|---|---|---|
改善計画の立案 | 改善策の実行 | 運用状況のレビュー | 問題点の改善 |
継続的な見直しと改善を繰り返すことでツールを最大限に活用し、生産性向上につなげることができるのです。
株式会社ビルディットは高い専門性や独自のノウハウ・技術力を活かして、お客様のご要望に応じたサービスをご提供しています。課題やニーズを丁寧にヒアリングし、最適なソリューションを提案します。導入後の運用サポートも充実しており、お客様との長期的なパートナーシップを重視していることも強みです。相互理解と信頼関係を築き、共に成長するためのサポートを行います。
生産性向上などの取り組みにツール・アプリを活用したいとお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。
〒192-0082
東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F
通信事業者やモバイル向けアプリケーション開発会社でのエンジニア経験を経て、2008年にソフトウェア開発会社であるBanana Systems株式会社の経営に参画。大規模サイトやソーシャルゲームのサーバアプリケーション/サービスアーキテクチャの設計・実装および自社パッケージソフトウェア/サービスの企画開発に従事。
2014年1月、マンツーマンレッスンのマーケットプレイス「サイタ」を運営するコーチ・ユナイテッド株式会社の技術責任者(Chief Technology Officer)に就任。技術開発全般に携わり、サービスアーキテクチャ更改/開発プロセス改善/開発プロジェクト計画遂行/技術者採用育成に従事。
2017年8月、能力開発型タレントマネジメントソリューション "Core" を展開する、株式会社ウーシア 取締役CTO就任。2018年8月、株式会社メンバーズキャリア(現 株式会社メンバーズ メンバーズキャリアカンパニー) 技術顧問就任(現任)。現在は、各種の取り組みを通して、学びや育成の場づくりと仕組みづくりに注力している。
著書に「Ruby on Rails携帯サイト構築技法(SBクリエイティブ刊)」、その他技術誌やWebメディアへの寄稿、勉強会イベントでの登壇・講演、スタートアップ企業等へのメンタリングサポート活動実績多数。日本CTO協会会員。一般財団法人日本プロスピーカー協会認定ベーシックプロスピーカー。(さらに詳しく)