社会人経験のない新入社員は、あらゆる点において強い不安を感じている状態です。そのため、まずはコミュニケーションによる関係構築を行います。
本格的な社員育成を進める際は、ツールの活用が便利です。
一口に社員育成といっても、すでに社会人経験のある中途採用の社員と新卒の社員では、進め方や注意するべきポイントが異なります。
新入社員の育成では、コミュニケーションによる関係構築が重要です。しかし、教育担当者を含め、先輩社員や上司にあたる方々は、新入社員との接し方に悩んでいるケースも多いのではないでしょうか。
そこで、新入社員の特徴や、社員育成におけるコミュニケーションの重要性などを解説します。
近年の新入社員にみられる特徴や傾向として、以下の3点が挙げられます。
近年はテレワークや働き方の多様化により、対面でのコミュニケーションが減少気味です。
新入社員は様々な面で不安を抱えてしまいやすいため、相談のしやすさを重視する傾向が強まっています。
近年の新入社員は子供時代からインターネット環境が身近にあったため、わからないことがあればすぐにインターネットで検索し、答えを求めるという習慣が身についています。
つまり、答えがないと動けない(動くのが恐い)というのが当たり前なのです。そのため、上司や先輩社員から「まず行動してみて!」と告げられても、困惑してしまうことが多いのでしょう。
一昔前に比べて仕事面での大きな成長や出世よりも、プライベートとのバランスを重視する傾向が強まっています。
「定時に帰りたい」「人並み程度に働ければいい」という考えが多くみられます。そのため、厳しい接し方や仕事を優先させすぎる育成は、新入社員が離れてしまう原因になりやすいです。
社会人経験のない新入社員は、あらゆる点において強い不安を感じている状態です。
社会人になっていきなり厳しい教育を受けると、激しい苦痛を感じてしまう恐れが大きいです。したがって新入社員の教育は、まずは仕事に対して前向きな気持ちを持たせることを優先する必要があります。
そのためには先輩社員や上司との関係構築により、職場に対して安心感を与えることが大切です。
新入社員とのコミュニケーションは、社員育成そのものというよりは、社員育成の土台作りに欠かせない要素といえます。
新入社員とのコミュニケーションで押さえたいポイントをまとめると以下のとおりです。
新入社員との関係構築が進んだら、本格的に社員育成を開始していきます。
社員育成には様々な方法がありますが、効率の良い方法で実施したいとお考えなら、社員育成ツールやアプリを活用するのが便利です。
株式会社ビルディットでは、社員育成を支援するアプリ「Stockr Teaming Edition」を提供しています。
これらのアプリを用いて社員育成を行うことで理解を深められるため、一人ひとりに合ったきめ細やかなコミュニケーションやサポートが可能になります。
「部下のモチベーションを上げたい」「自分で考えて行動する力をつけて欲しい」「成長を実感してくれているのかわからない」といったお悩みを感じている担当者の方は、ぜひアプリの導入を検討してみてください。
アプリに関する疑問や、導入に関する疑問へのお問い合わせもお待ちしています。
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通信事業者やモバイル向けアプリケーション開発会社でのエンジニア経験を経て、2008年にソフトウェア開発会社であるBanana Systems株式会社の経営に参画。大規模サイトやソーシャルゲームのサーバアプリケーション/サービスアーキテクチャの設計・実装および自社パッケージソフトウェア/サービスの企画開発に従事。
2014年1月、マンツーマンレッスンのマーケットプレイス「サイタ」を運営するコーチ・ユナイテッド株式会社の技術責任者(Chief Technology Officer)に就任。技術開発全般に携わり、サービスアーキテクチャ更改/開発プロセス改善/開発プロジェクト計画遂行/技術者採用育成に従事。
2017年8月、能力開発型タレントマネジメントソリューション "Core" を展開する、株式会社ウーシア 取締役CTO就任(現任)。2018年8月、株式会社メンバーズキャリア 技術顧問就任(現任)。現在は、各種の取り組みを通して、学びや育成の場づくりと仕組みづくりに注力している。
著書に「Ruby on Rails携帯サイト構築技法(SBクリエイティブ刊)」、その他技術誌やWebメディアへの寄稿、勉強会イベントでの登壇・講演、スタートアップ企業等へのメンタリングサポート活動実績多数。日本CTO協会会員。(さらに詳しく)