部下や若手社員の育成は、早期の戦力化や人材の定着化に役立ちます。多様化する若手社員の価値観に合わせることが重要です。
補助ツールなども活用し、育成にかける十分な時間を確保する必要があります。
部下や若手社員の育成・マネージメントは、重要なポイントを押さえて効果的な方法を実行しなければ効果は期待できません。
本記事では、若手社員育成の重要性やその際に生じがちな課題について解説します。
企業にとって、若手社員の育成やマネージメントが必要となるのでしょうか。その主な理由は、次の3点が挙げられます。
まず、若手社員の育成に力を入れ、早期に独り立ちをさせることで、早い段階から戦力になります。その結果、業績の向上にもつなげやすくなります。
人材の定着化を図ることにも役立ちます。人間関係の問題から離職を検討する若手社員は少なくありません。
育成・マネージメントを通して若手社員とコミュニケーションを図ることで「自分は期待されている」、「目をかけてもらっている」といった若手社員の満足感につながりやすくなります。
また、成長を実感してもらうことで、仕事への意欲向上も期待できます。その結果、人材の定着化を図りやすくなるのです。
また、若手社員の育成に成功している企業は、対外的な評価も上がりやすくなります。
このような点から、企業の将来を見据え、若手社員の育成に力を入れることは非常に重要であるといえます。とはいえ、若手社員の育成に励む中で、課題に直面する企業も少なくありません。
若手社員の育成において企業が抱える課題のひとつに、「多様化する若手社員の価値観に合わせた育成が難しい」という点が挙げられます。
育成を担当する上司・管理職と若手社員とでは年齢差が大きい場合も多く、異なる価値観を持っているケースは少なくありません。そのため、従来の育成方法では苦戦してしまうこともあります。
特に、以下の方法では育成は難航しやすくなります。
マニュアル指導で作業効率を上げることを重視し過ぎた場合、若手社員は自分が担っている業務の意味を見出せなくなってしまいます。
その結果、仕事にやりがいを感じられなくなり、モチベーションの低下や離職につながることもあります。
そのため、目の前の業務は何のために行い、何に貢献できているのか、というつながりや目的をしっかり説明することが大切になります。
また、「何をどのくらい頑張れば成長を認めてもらえるのか」というポイントが曖昧であるほど、若手社員のモチベーションは低下しやすくなります。そのため、「背中を見て育て」という姿勢では上手くいかない可能性が高まります。
成長のステップを「見える化」し、具体的な目標設定と評価を行って成長を実感させることが大切です。
現場の業務が多忙で、育成に注力できないケースもあります。そのため、現場と協力しながら、育成に必要な十分な時間を確保する必要があります。
アプリなど、育成ツールの導入する方法も有効です。
株式会社ビルディットは、ふりかえり・習慣化を支援するスマートフォンアプリ「Stockr(ストッカー) Teaming Edition」で、人材育成をサポートしています。ぜひお役立てください。
若手社員の育成・マネージメントに力を入れることは、早期の戦力化や人材の定着化につながります。また、企業としての対外的な評価の向上にも期待できます。
ただし、育成の際は、多様化する若手社員の価値観に合わせた方法を選択することが重要となります。
業務の目的やつながりをしっかり説明するとともに、具体的な目標設定と評価を行い、若手社員自身に成長を実感させることが大切です。また、育成にかける十分な時間を確保する必要があります。
人材育成を補助するツールとして、アプリの導入を検討することもおすすめです。
株式会社ビルディットは、ふりかえり・習慣化を支援するスマートフォンアプリ「Stockr(ストッカー)」で、若手社員や部下の成長をサポートしています。
日々の業務や生活の中で気が付いたことを気軽にストックでき、過去の投稿を自動でリマインドすることで「成長している実感を持ちたい」という若手社員や部下をサポートします。
また「Stockr Teaming Edition」では、若手社員や部下が書き溜めたストックを上司に共有し、きめ細かいフィードバックやサポート行うことができます。
人材育成のためにアプリを有効に活用したい場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F
通信事業者やモバイル向けアプリケーション開発会社でのエンジニア経験を経て、2008年にソフトウェア開発会社であるBanana Systems株式会社の経営に参画。大規模サイトやソーシャルゲームのサーバアプリケーション/サービスアーキテクチャの設計・実装および自社パッケージソフトウェア/サービスの企画開発に従事。
2014年1月、マンツーマンレッスンのマーケットプレイス「サイタ」を運営するコーチ・ユナイテッド株式会社の技術責任者(Chief Technology Officer)に就任。技術開発全般に携わり、サービスアーキテクチャ更改/開発プロセス改善/開発プロジェクト計画遂行/技術者採用育成に従事。
2017年8月、能力開発型タレントマネジメントソリューション "Core" を展開する、株式会社ウーシア 取締役CTO就任(現任)。2018年8月、株式会社メンバーズキャリア 技術顧問就任(現任)。現在は、各種の取り組みを通して、学びや育成の場づくりと仕組みづくりに注力している。
著書に「Ruby on Rails携帯サイト構築技法(SBクリエイティブ刊)」、その他技術誌やWebメディアへの寄稿、勉強会イベントでの登壇・講演、スタートアップ企業等へのメンタリングサポート活動実績多数。日本CTO協会会員。(さらに詳しく)