チームビルディングとは目的達成に向けて複数人が集まり、各人の能力・経験を活かす組織を作ることです。
「組織の成果の最大化」に役立ちます。コミュニケーションには、部下育成ツールの活用も有効です。
「チームビルディング」という言葉は聞いたことがあっても、どのようなものかよくわからない、という方もいるのではないでしょうか。
本記事では、その概要や目的、求められる具体的なシーンについて解説します。
チームビルディングとは、目的達成に向けて複数の人が集結し、一人ひとりの能力・経験を活かす強い組織を構築することです。
日本語訳では「チームを作る」という意味があります。単なる集団ではなく、相互作用によって持てる力を十分に発揮するために団結力や意識の共有などが求められます。
チームビルディングの大きな目的は、「組織の成果を最大化させること」といえます。
仮にメンバーそれぞれが高いスキルを持っていたとしても、各人の目指す方向や目標にまとまりがなかったり、結束力が不十分であったりする場合、パフォーマンスの最大化を目指すことは難しくなります。
特に近年では、グローバル化や多様性が重視される傾向にあります。
国籍や経歴など様々なバックボーンを持つ人材と一緒に仕事をする機会が増えているほか、テレワークやリモートワークなど、働き方も多様化しています。
そのため、チームが目標を達成して成果の最大化を図るためには、メンバーが一丸となって同じ目標に向かって進むことのできる強い組織作りが求められます。
また、メンバーの能力や経験、価値観などをお互いに理解し合うことで、適材適所の配置や役割分担につなげることもできます。
チームビルディングが求められる主なシーンとして、
の3つを例に挙げてご紹介します。
小売業界においては、正社員、パートタイマー、学生アルバイトなど、様々な雇用形態や年齢の従業員とともに店舗を運営する機会が多くなります。
「売り上げ目標」という成果を達成するためには、リーダーはチームとしての一体感を高め、従業員同士が円滑なコミュニケーションを図れる環境作りに注力することが求められます。
IT業界では、システム開発などプロジェクトで業務を進める機会は少なくありません。そのためリーダーには、多彩なスキルを持つメンバーをまとめながらプロジェクトを進行する能力が必要となります。
各人のスキルを把握して適材適所に割り当て、納期通りに期待以上のクオリティの成果物を完成させるためには、一枚岩でしっかりとした基盤を持つチーム作りが不可欠となります。
また、新規事業では、不確実性が高くなりがちです。
確立されたセオリーがないからこそ、リーダー一人の考えに固執することなく、チームのメンバーから多様な意見を拾い上げ、業務に活かす姿勢が求められます。そのためには、メンバー同士が自由闊達な議論を行いやすい環境を整えることが大切になります。
メンバー間のコミュニケーションの円滑化には、アプリなどのツールを活用することもおすすめです。
株式会社ビルディットは、部下のふりかえり・習慣化を支援し、自己成長を促すスマートフォン向けサービス「Stockr(ストッカー) Teaming Edition」で、人材育成をサポートしています。
部下育成ツールの導入をぜひご検討ください。
目的達成を目指すために複数の人が集結し、一人ひとりの能力・経験を活かす強い組織を構築することをチームビルディングといいます。
チームとは単なる集団ではなく、団結力や意識の共有などが求められます。
チームビルディングの大きな目的のひとつには、「組織の成果を最大化させること」が挙げられます。
また、メンバーが持つ能力や経験、価値観などをお互いに把握することで、適材適所な配置や役割分担の実現につなげることも可能になります。そのため、チームビルディングは様々な業界において重要視されています。
チームビルディングでメンバー間のコミュニケーションの効率化を図るために、アプリなどのツールを活用することもおすすめです。
株式会社ビルディットの「Stockr Teaming Edition」では、部下が書き溜めた「気づき」のストックを上司が共有し、きめ細かいフィードバックやサポート行うことができます。
人材育成にアプリを有効活用したい場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
〒192-0082
東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F
通信事業者やモバイル向けアプリケーション開発会社でのエンジニア経験を経て、2008年にソフトウェア開発会社であるBanana Systems株式会社の経営に参画。大規模サイトやソーシャルゲームのサーバアプリケーション/サービスアーキテクチャの設計・実装および自社パッケージソフトウェア/サービスの企画開発に従事。
2014年1月、マンツーマンレッスンのマーケットプレイス「サイタ」を運営するコーチ・ユナイテッド株式会社の技術責任者(Chief Technology Officer)に就任。技術開発全般に携わり、サービスアーキテクチャ更改/開発プロセス改善/開発プロジェクト計画遂行/技術者採用育成に従事。
2017年8月、能力開発型タレントマネジメントソリューション "Core" を展開する、株式会社ウーシア 取締役CTO就任(現任)。2018年8月、株式会社メンバーズキャリア 技術顧問就任(現任)。現在は、各種の取り組みを通して、学びや育成の場づくりと仕組みづくりに注力している。
著書に「Ruby on Rails携帯サイト構築技法(SBクリエイティブ刊)」、その他技術誌やWebメディアへの寄稿、勉強会イベントでの登壇・講演、スタートアップ企業等へのメンタリングサポート活動実績多数。日本CTO協会会員。(さらに詳しく)